Tinkerのその先には 第5集 世界は巨像を見た
2012年6月21日 Magic コメント (2)明日は移動日の為、1日早く
Darksteelが2004年2月に発売されて、Type1で2番目のすばやく、そして単体で勝てるその先が2つ登場した。Darksteel ColossusとSundering Titanは常にTinkerの先の優劣を争うこととなる。2004年ではまだ、その先のクリーチャーはこの2種類を筆頭にPlatinum AngelやTriskelavusなどがその後ろを走っている程度だったが、その後Inkwell Leviathan、Sphinx of the Steel Windとその先は広がっていく。2011年2月までの長い群雄割拠時代の始まりとなった。
とはいっても、2004年からの数年ではまだ、世界を支配するGoblin Welderにお伺いを立てないといけない世の中ではある。特に、Darksteel Colossusは墓地に置かれない為Goblin Welderとの相性は非常に悪かった。そこで、いわゆるGifts Controlと呼ばれる新型のデッキなども登場することになる。このデッキはGifts Ungivenの先を(Tinker, Time Walk, Recoup, Yawgmoth’s Will)とすることで、どう選んでもマナさえあればTime Walk付きのTinkerが襲い掛かるものであった。Time Walkの代わりにMana Severanceを使用し、Goblin Charbelcherによる一撃死を狙うタイプなどといった派生もあった。
しかし、これだけの巨大なクリーチャーとなると、さすがのVintageといっても対策が多少なりとも出てくる様になってきた。まず、当時最も安直なのはGoblin Welderを使うことである。これがあるだけで敵のTinkerのその先が相当制限される。そのため、サイドボードではどうやって敵のGoblin Welderだけを無力化するかとなった。次に行われてきたのは、バウンスしてしまうことであった。この頃から、青いデッキにはどこかにHurkyl’s Recallが積まれていくようにもなる。
もうひとつの対策は、巨像が出た返しに勝てることを目指すことであった。この時代のStormは黄金時代と言えただろう。2003年の結果がわからないので、2003年は数えていないが、Vintage Championship TOP8に3回も入っているPaul Mastriano(Mox Ruby)が初めてTOP8になったのも、Pitch Longだった。
そこまで対策をしても世界はControl Slaver系とStax系に二分され、残りのデッキはDragonとTPSが少しいて残りは全部Rogue扱いという歪んだ時代が2007年まで続くこととなるのだった。
2006 Vintage Championship Winner: Travis Spero(Mox Pearl)
2 Flooded Strand
5 Island
3 Polluted Delta
1 Tolarian Academy
2 Underground Sea
2 Volcanic Island
1 Darksteel Colossus
1 Ancestral Recall
1 Black Lotus
4 Brainstorm
1 Burning Wish
1 Chain of Vapor
1 Demonic Tutor
1 Fact or Fiction
4 Force of Will
4 Gifts Ungiven
1 Lotus Petal
1 Mana Crypt
4 Mana Drain
1 Mana Vault
4 Merchant Scroll
2 Misdirection
1 Mox Emerald
1 Mox Jet
1 Mox Pearl
1 Mox Ruby
1 Mox Sapphire
1 Mystical Tutor
1 Rebuild
1 Recoup
1 Sol Ring
1 Time Walk
1 Tinker
1 Vampiric Tutor
1 Yawgmoth’s Will
Sideboard
1 Chain of Vapor
2 Fire // Ice
1 Hurkyl’s Recall
3 Pithing Needle
2 Pyroblast
1 Pyroclasm
2 Red Elemental Blast
1 Tendrils of Agony
2 Tormod’s Crypt
2004.02~2006.08のその先
Darksteel Colossus
Memory Jar
Mindslaver
Pentavus
Platinum Angel
Sundering Titan
先週の質問と回答
http://homepage2.nifty.com/BLUEBOX/archives-top.html
に、なつかしのStar City Power9 tournamentなどが載っていますが、この時代は本当に溶接工 vs Storm vs その他になってしまっています。DSCはむしろShadowmoorが出て、ペインターコンボが出てきた頃が最盛期といえるでしょう。DSC+Mindslaver+Goblin Welderと構えることで、相手のペインターコンボが完封できます。
そして、いくつかよく知っている氏名が出てきています。
Darksteelが2004年2月に発売されて、Type1で2番目のすばやく、そして単体で勝てるその先が2つ登場した。Darksteel ColossusとSundering Titanは常にTinkerの先の優劣を争うこととなる。2004年ではまだ、その先のクリーチャーはこの2種類を筆頭にPlatinum AngelやTriskelavusなどがその後ろを走っている程度だったが、その後Inkwell Leviathan、Sphinx of the Steel Windとその先は広がっていく。2011年2月までの長い群雄割拠時代の始まりとなった。
とはいっても、2004年からの数年ではまだ、世界を支配するGoblin Welderにお伺いを立てないといけない世の中ではある。特に、Darksteel Colossusは墓地に置かれない為Goblin Welderとの相性は非常に悪かった。そこで、いわゆるGifts Controlと呼ばれる新型のデッキなども登場することになる。このデッキはGifts Ungivenの先を(Tinker, Time Walk, Recoup, Yawgmoth’s Will)とすることで、どう選んでもマナさえあればTime Walk付きのTinkerが襲い掛かるものであった。Time Walkの代わりにMana Severanceを使用し、Goblin Charbelcherによる一撃死を狙うタイプなどといった派生もあった。
しかし、これだけの巨大なクリーチャーとなると、さすがのVintageといっても対策が多少なりとも出てくる様になってきた。まず、当時最も安直なのはGoblin Welderを使うことである。これがあるだけで敵のTinkerのその先が相当制限される。そのため、サイドボードではどうやって敵のGoblin Welderだけを無力化するかとなった。次に行われてきたのは、バウンスしてしまうことであった。この頃から、青いデッキにはどこかにHurkyl’s Recallが積まれていくようにもなる。
もうひとつの対策は、巨像が出た返しに勝てることを目指すことであった。この時代のStormは黄金時代と言えただろう。2003年の結果がわからないので、2003年は数えていないが、Vintage Championship TOP8に3回も入っているPaul Mastriano(Mox Ruby)が初めてTOP8になったのも、Pitch Longだった。
そこまで対策をしても世界はControl Slaver系とStax系に二分され、残りのデッキはDragonとTPSが少しいて残りは全部Rogue扱いという歪んだ時代が2007年まで続くこととなるのだった。
2006 Vintage Championship Winner: Travis Spero(Mox Pearl)
2 Flooded Strand
5 Island
3 Polluted Delta
1 Tolarian Academy
2 Underground Sea
2 Volcanic Island
1 Darksteel Colossus
1 Ancestral Recall
1 Black Lotus
4 Brainstorm
1 Burning Wish
1 Chain of Vapor
1 Demonic Tutor
1 Fact or Fiction
4 Force of Will
4 Gifts Ungiven
1 Lotus Petal
1 Mana Crypt
4 Mana Drain
1 Mana Vault
4 Merchant Scroll
2 Misdirection
1 Mox Emerald
1 Mox Jet
1 Mox Pearl
1 Mox Ruby
1 Mox Sapphire
1 Mystical Tutor
1 Rebuild
1 Recoup
1 Sol Ring
1 Time Walk
1 Tinker
1 Vampiric Tutor
1 Yawgmoth’s Will
Sideboard
1 Chain of Vapor
2 Fire // Ice
1 Hurkyl’s Recall
3 Pithing Needle
2 Pyroblast
1 Pyroclasm
2 Red Elemental Blast
1 Tendrils of Agony
2 Tormod’s Crypt
2004.02~2006.08のその先
Darksteel Colossus
Memory Jar
Mindslaver
Pentavus
Platinum Angel
Sundering Titan
先週の質問と回答
DCSよりも溶接工
http://homepage2.nifty.com/BLUEBOX/archives-top.html
に、なつかしのStar City Power9 tournamentなどが載っていますが、この時代は本当に溶接工 vs Storm vs その他になってしまっています。DSCはむしろShadowmoorが出て、ペインターコンボが出てきた頃が最盛期といえるでしょう。DSC+Mindslaver+Goblin Welderと構えることで、相手のペインターコンボが完封できます。
そして、いくつかよく知っている氏名が出てきています。
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