2004年9月20日にType 1とType 1.5は廃止され、エターナルはVintageとLegacyに再編成された。同時にLegacy独自の禁止カードを持つこととなる。このフォーマットの制定により、エターナルは何でもありのVintageと、バランスを再調整したLegacyに分割されることにもなった。これでもう《Mishra’s Workshop》や《Bazaar of Baghdad》に支配されることも無い、新しい世界が構築されたのだ。これで、この時既に高騰していたVintageにしか使わないカードが無くても、殆どのカードが使用出来るフォーマットが作られた為、エターナルはこれまでにない盛り上がりとなっていく。だがしかし、昔のカードで競合し、しかも参加者の増え方も多く、その効果で大会も多く、更には新規参入に必要な初期投


資もVintageより低くて済むフォーマットの存在は、多くのプレイヤーをVintageから去らせ、エターナルの新規参加者も大多数がLegacyのみプレイで、Vintageの新規プレイヤーは少ない。Legacyが139人で、Vintageが146人という逆転が起きるような大会は2006年12月のParisだけであり、この後新規参入者の獲得にはこれまで以上に苦心することとなった。
 
 当然ながら、Legacyでは《修繕/Tinker》は禁止カードなので、その先もない。Vintageはまだ巨像たちの時代であり、新世代になるにはもう数年必要となる。
 ちなみにこれは余談だが、Legacy Championshipも2005年からGen Conで毎年開催されている。最初は優勝者にもブースターを配っていたが、2011年からVintage Championshipと同様に、原画が賞品になった。(*)

(*) 2011 Legacy Championship Winner:Jared Kohler (Force of Will)
 2012 Legacy Championship Winnerの賞品は、新規Brainstormの原画となる

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