Workshop Decade #03:2009
2017年8月2日 Magic
何と言ってもこのシーズンの出来事は、Tezzeret, the Seekerと同時期にまたテキストが変わったTime Vaultだ。もうFlame FusilladeやMizzium Transreliquatを使わなくても、Voltaic Keyでお手軽に勝利となる。
これにより、Storm以外ではどうしても相手に1ターン返すことになっていたTinkerが、それすら不要となったことで、青Controlは大きく勢力を伸ばした。
このシーズンで、ついに世界を支配し続けたControl SlaverがGoblin Welderとともにトップメタから退場することになる。その理由は
1.Thirst for Knowledge制限により、墓地にカードを送り込む有力な手段が無くなった。
2.Brainstorm制限後の対策(Dark Confidant)への対策としてクリーチャー除去が大幅に強化され、巻き添えで除去されるようになった。
3.今まで一括してメタ外扱いされていたFish(当時のクリーチャーデッキは何でもFishと呼称していました)が、Creatureの強化によりメタの上位に浮上 そちらでも対Creatureを搭載しているため、ますます除去されやすくなった
等による。このせいか、Workshopも、今までの様にGoblin Welderを使い続けるプレイヤーもいれば、
1.MetalworkerからStaff of Dominationコンボを仕掛ける
2.Karn, Silver GolemやSundering Titanなどを高速展開する
に乗り換える人も出てきた。もちろん、
3.Goblin Welderを使い続ける。CSと違いWorkshopではまだ墓地を有効活用できた。
をまだ使うプレイヤーもいた。
上記のように、青Controlが伸びたのに加え、Workshopはさしたる得たカードもなかったが、地力の高さはまだある。実際に、WorkshopはBazaar of Moxen 3を優勝し、その強さを存分に見せ付けた。
Giampiero Ronzo Bazaar of Moxen 3 優勝(2009/5/5 351人)
4 Tangle Wire
4 Sphere of Resistance
4 Thorn of Amethyst
1 Trinisphere
4 Chalice of the Void
3 Arcbound Ravager
3 Karn, Silver Golem
3 Triskelion
4 Metalworker
3 Sword of Fire and Ice
1 Mana Vault
1 Black Lotus
1 Sol Ring
1 Mox Pearl
1 Mox Sapphire
1 Mox Jet
1 Mox Ruby
1 Mox Emerald
1 Mana Crypt
3 Mishra’s Factory
1 Strip Mine
3 Wasteland
4 Mishra’s Workshop
1 Tolarian Academy
4 Ancient Tomb
2 City of Traitors
SB:
3 Razormane Masticore
1 Platinum Angel
2 Crucible of Worlds
3 Pithing Needle
2 Jester’s Cap
2 Relic of Progenitus
2 Duplicant
2年前のデッキからほとんど変わっていませんね。
この日の私のデッキ 7(内1bye)-2-0 23位
4《島/Island》
4《Underground Sea》
1《教議会の座席/Seat of the Synod》
1《Library of Alexandria》
1《トレイリアのアカデミー/Tolarian Academy》
2《溢れかえる岸辺/Flooded Strand》
3《汚染された三角州/Polluted Delta》
1《Mox Emerald》
1《Mox Ruby》
1《Mox Pearl》
1《Mox Sapphire》
1《Mox Jet》
1《Mana Crypt》
1《Sol Ring》
1《Black Lotus》
1《Demonic Tutor》
1《ヨーグモスの意志/Yawgmoth’s Will》
1《Ancestral Recall》
1《修繕/Tinker》
1《Time Walk》
1《Time Vault》
1《渦まく知識/Brainstorm》
1《神秘の教示者/Mystical Tutor》
1《吸血の教示者/Vampiric Tutor》
4《Force of Will》
4《Mana Drain》
4《知識の渇望/Thirst for Knowledge》
3《粗石の魔道士/Trinket Mage》
1《墨溜まりのリバイアサン/Inkwell Leviathan》
1《求道者テゼレット/Tezzeret the Seeker》
1《師範の占い独楽/Sensei’s Divining Top》
1《通電式キー/Voltaic Key》
3《闇の腹心/Dark Confidant》
1《トーモッドの墓所/Tormod’s Crypt》
1《真髄の針/Pithing Needle》
1《商人の巻物/Merchant Scroll》
1《残響する真実/Echoing Truth》
1《ハーキルの召還術/Hurkyl’s Recall》
SIDE
1《三なる宝球/Trinisphere》
4《虚空の力線/Leyline of the Void》
3《燻し/Smother》
1《誘惑蒔き/Sower of Temptation》
1《露天鉱床/Strip Mine》
2《不毛の大地/Wasteland》
2《秘儀の研究室/Arcane Laboratory》
1《ハーキルの召還術/Hurkyl’s Recall》
続にVault Controlとい言われるようになるのは、Thirst for Knowledgeが制限になってから。でも、その片鱗は見えてきています。
この年の特記は、何といっても2009 Vintage Champsだ。陳学祐の言葉を借りれば「今日僕はアメリカのChampionshipで優勝しました!」だ。
振り返ろう
7月18日以降は出れる限りのVintage大会に参加 当時広島県民だったので、しょっちゅう東京に行っていたはず
当時はドローカードにAccmulated Knowledgeを使用していたが、遅いのが判明してここで採用取りやめ
7月25日 ドローカードではなくて、手札を攻めるプレイングを考案するも、私にはThoughtseizeを使いこなすことができなかった
8月1日 Bazaar of Moxen以来使用し続けていた(はず)Trinket Mageをここで諦める 理由は間に合わないからとしか書いていないですが、おそらくは同系とWorkshopに間に合っていないのかと
8月8日 今までUBで調整していたが、赤を足さないと何にも勝てないため、赤を追加
8月13日 渡米した翌日の予選は2-3の大敗 敗因は除去の弱さなので、Rack and RuinとHurkyl’s Recallを採用
ここで、明日のメタをStax、MUD、Tezz、Drain Tendril、Fish、Dredge、ANTに絞ることに。
R1 Trix いきなり初手にVault Keyがある天才プレイング
R2 5c Staxに見せかけたびっくりデッキ
G1 Staxに見せかけてWorldgorger Dragonコンボを受ける
G2 Vault Keyを3ターンで決める
G3 私のDark Confidantのほうが相手のBazaar of Baghdadよりも早かった
R3 WG Fish TOP8の人
メインからChokeとかしてきたという記録がありますが、トップデックで勝った
R4 UGBR Tezz 去年の世界王者Paul Mastriano なお気づいたのは来年以降だった模様
G1 Dark Confidantで間に合う
G2 Vault Keysされる
G3 相手のキーカードを全てしのいで、Tinkerを決める
R5 UBR Tezz Patric Chapin
もちろん帰国してしばらくするまで有名人だったなんて知りませんでした
キレTinkerを踏みとどまるもボブ死したらしい
R6 UBG Fish
Misdirectionが炸裂したようです
R7 UBW Noble Fish 貴族の教主が入ると何でもNoble Fishと言われる時代です
Tinkerをカウンターされる→Yawgmoth’s Willを引く ご都合プレイング
QF Stax
SF 5C Stax
F Storm
G1 しっかりと無限を決めて勝利
G2 Empty the Warrenの匂いをG1で嗅ぎつけず負け
G3 強い手札だったね あのMisdirectionがなかったら負けていました
画像:相手の手札よりも多いカウンターを持っていれば負けない
2009 Vintage Champsを振り返ると、対Workshop・Fishは予定通り機能した。
翌日に見てもおかしなカードはありましたが、それでもTopdeck2割メタ読み7割で勝てました。
8 Powers
3 Tutors
1 WYill
1 Tinker
1 Time Vault
1 Sol Ring
1 Mana Crypt
1 Sol Ring
1 Tolarian Academy
1 Library of Alexandria
1 Brainstorm
1 Thirst for Knowledge
1 Fact or Fiction
1 Merchant Scroll
1 Inkwell Leviathan
4 Dark Confidant
1 Misdirection
4 Mana Drain
4 Force of Will
1 Tezzeret the Seeker
1 Voltaic Key
1 Hurkyl’s Recall
1 Chain of Vapor
1 Rack and Ruin
1 Darkblast
1 Magus of the Unseen
2 Sensei’s Divining Top
2 Volcanic Island
4 Underground Sea
2 Island
1 Swamp
3 Polluted Delta
2 Flooded Strand
4 Leyline of the Void
2 Arcane Laboratory
2 Red Elemental Blast
1 Pyroblast
1 Trinisphere
1 Darkblast
1 Rack and Ruin
2 Pyroclasm
1 Hurkyl’s Recall
この年の出来事
Mox Emeraldを国に送るのに送料300ドルを自腹で払う。
私「Mox Emeraldをどうやって日本に持っていったらいいでしょうか?」
Pastimes「ブースを出て左に歩くとUPSがあるよ」
UPS「300ドルな」
これにより、Storm以外ではどうしても相手に1ターン返すことになっていたTinkerが、それすら不要となったことで、青Controlは大きく勢力を伸ばした。
このシーズンで、ついに世界を支配し続けたControl SlaverがGoblin Welderとともにトップメタから退場することになる。その理由は
1.Thirst for Knowledge制限により、墓地にカードを送り込む有力な手段が無くなった。
2.Brainstorm制限後の対策(Dark Confidant)への対策としてクリーチャー除去が大幅に強化され、巻き添えで除去されるようになった。
3.今まで一括してメタ外扱いされていたFish(当時のクリーチャーデッキは何でもFishと呼称していました)が、Creatureの強化によりメタの上位に浮上 そちらでも対Creatureを搭載しているため、ますます除去されやすくなった
等による。このせいか、Workshopも、今までの様にGoblin Welderを使い続けるプレイヤーもいれば、
1.MetalworkerからStaff of Dominationコンボを仕掛ける
2.Karn, Silver GolemやSundering Titanなどを高速展開する
に乗り換える人も出てきた。もちろん、
3.Goblin Welderを使い続ける。CSと違いWorkshopではまだ墓地を有効活用できた。
をまだ使うプレイヤーもいた。
上記のように、青Controlが伸びたのに加え、Workshopはさしたる得たカードもなかったが、地力の高さはまだある。実際に、WorkshopはBazaar of Moxen 3を優勝し、その強さを存分に見せ付けた。
Giampiero Ronzo Bazaar of Moxen 3 優勝(2009/5/5 351人)
4 Tangle Wire
4 Sphere of Resistance
4 Thorn of Amethyst
1 Trinisphere
4 Chalice of the Void
3 Arcbound Ravager
3 Karn, Silver Golem
3 Triskelion
4 Metalworker
3 Sword of Fire and Ice
1 Mana Vault
1 Black Lotus
1 Sol Ring
1 Mox Pearl
1 Mox Sapphire
1 Mox Jet
1 Mox Ruby
1 Mox Emerald
1 Mana Crypt
3 Mishra’s Factory
1 Strip Mine
3 Wasteland
4 Mishra’s Workshop
1 Tolarian Academy
4 Ancient Tomb
2 City of Traitors
SB:
3 Razormane Masticore
1 Platinum Angel
2 Crucible of Worlds
3 Pithing Needle
2 Jester’s Cap
2 Relic of Progenitus
2 Duplicant
2年前のデッキからほとんど変わっていませんね。
この日の私のデッキ 7(内1bye)-2-0 23位
4《島/Island》
4《Underground Sea》
1《教議会の座席/Seat of the Synod》
1《Library of Alexandria》
1《トレイリアのアカデミー/Tolarian Academy》
2《溢れかえる岸辺/Flooded Strand》
3《汚染された三角州/Polluted Delta》
1《Mox Emerald》
1《Mox Ruby》
1《Mox Pearl》
1《Mox Sapphire》
1《Mox Jet》
1《Mana Crypt》
1《Sol Ring》
1《Black Lotus》
1《Demonic Tutor》
1《ヨーグモスの意志/Yawgmoth’s Will》
1《Ancestral Recall》
1《修繕/Tinker》
1《Time Walk》
1《Time Vault》
1《渦まく知識/Brainstorm》
1《神秘の教示者/Mystical Tutor》
1《吸血の教示者/Vampiric Tutor》
4《Force of Will》
4《Mana Drain》
4《知識の渇望/Thirst for Knowledge》
3《粗石の魔道士/Trinket Mage》
1《墨溜まりのリバイアサン/Inkwell Leviathan》
1《求道者テゼレット/Tezzeret the Seeker》
1《師範の占い独楽/Sensei’s Divining Top》
1《通電式キー/Voltaic Key》
3《闇の腹心/Dark Confidant》
1《トーモッドの墓所/Tormod’s Crypt》
1《真髄の針/Pithing Needle》
1《商人の巻物/Merchant Scroll》
1《残響する真実/Echoing Truth》
1《ハーキルの召還術/Hurkyl’s Recall》
SIDE
1《三なる宝球/Trinisphere》
4《虚空の力線/Leyline of the Void》
3《燻し/Smother》
1《誘惑蒔き/Sower of Temptation》
1《露天鉱床/Strip Mine》
2《不毛の大地/Wasteland》
2《秘儀の研究室/Arcane Laboratory》
1《ハーキルの召還術/Hurkyl’s Recall》
続にVault Controlとい言われるようになるのは、Thirst for Knowledgeが制限になってから。でも、その片鱗は見えてきています。
この年の特記は、何といっても2009 Vintage Champsだ。陳学祐の言葉を借りれば「今日僕はアメリカのChampionshipで優勝しました!」だ。
振り返ろう
7月18日以降は出れる限りのVintage大会に参加 当時広島県民だったので、しょっちゅう東京に行っていたはず
当時はドローカードにAccmulated Knowledgeを使用していたが、遅いのが判明してここで採用取りやめ
7月25日 ドローカードではなくて、手札を攻めるプレイングを考案するも、私にはThoughtseizeを使いこなすことができなかった
8月1日 Bazaar of Moxen以来使用し続けていた(はず)Trinket Mageをここで諦める 理由は間に合わないからとしか書いていないですが、おそらくは同系とWorkshopに間に合っていないのかと
8月8日 今までUBで調整していたが、赤を足さないと何にも勝てないため、赤を追加
8月13日 渡米した翌日の予選は2-3の大敗 敗因は除去の弱さなので、Rack and RuinとHurkyl’s Recallを採用
ここで、明日のメタをStax、MUD、Tezz、Drain Tendril、Fish、Dredge、ANTに絞ることに。
R1 Trix いきなり初手にVault Keyがある天才プレイング
R2 5c Staxに見せかけたびっくりデッキ
G1 Staxに見せかけてWorldgorger Dragonコンボを受ける
G2 Vault Keyを3ターンで決める
G3 私のDark Confidantのほうが相手のBazaar of Baghdadよりも早かった
R3 WG Fish TOP8の人
メインからChokeとかしてきたという記録がありますが、トップデックで勝った
R4 UGBR Tezz 去年の世界王者Paul Mastriano なお気づいたのは来年以降だった模様
G1 Dark Confidantで間に合う
G2 Vault Keysされる
G3 相手のキーカードを全てしのいで、Tinkerを決める
R5 UBR Tezz Patric Chapin
もちろん帰国してしばらくするまで有名人だったなんて知りませんでした
キレTinkerを踏みとどまるもボブ死したらしい
R6 UBG Fish
Misdirectionが炸裂したようです
R7 UBW Noble Fish 貴族の教主が入ると何でもNoble Fishと言われる時代です
Tinkerをカウンターされる→Yawgmoth’s Willを引く ご都合プレイング
QF Stax
SF 5C Stax
F Storm
G1 しっかりと無限を決めて勝利
G2 Empty the Warrenの匂いをG1で嗅ぎつけず負け
G3 強い手札だったね あのMisdirectionがなかったら負けていました
画像:相手の手札よりも多いカウンターを持っていれば負けない
2009 Vintage Champsを振り返ると、対Workshop・Fishは予定通り機能した。
翌日に見てもおかしなカードはありましたが、それでもTopdeck2割メタ読み7割で勝てました。
8 Powers
3 Tutors
1 WYill
1 Tinker
1 Time Vault
1 Sol Ring
1 Mana Crypt
1 Sol Ring
1 Tolarian Academy
1 Library of Alexandria
1 Brainstorm
1 Thirst for Knowledge
1 Fact or Fiction
1 Merchant Scroll
1 Inkwell Leviathan
4 Dark Confidant
1 Misdirection
4 Mana Drain
4 Force of Will
1 Tezzeret the Seeker
1 Voltaic Key
1 Hurkyl’s Recall
1 Chain of Vapor
1 Rack and Ruin
1 Darkblast
1 Magus of the Unseen
2 Sensei’s Divining Top
2 Volcanic Island
4 Underground Sea
2 Island
1 Swamp
3 Polluted Delta
2 Flooded Strand
4 Leyline of the Void
2 Arcane Laboratory
2 Red Elemental Blast
1 Pyroblast
1 Trinisphere
1 Darkblast
1 Rack and Ruin
2 Pyroclasm
1 Hurkyl’s Recall
この年の出来事
Mox Emeraldを国に送るのに送料300ドルを自腹で払う。
私「Mox Emeraldをどうやって日本に持っていったらいいでしょうか?」
Pastimes「ブースを出て左に歩くとUPSがあるよ」
UPS「300ドルな」
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